「環境」に合わせて育つ(作物も人も)

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農作物にとって「環境」は非常に大切です。雨がじゃんじゃん降る地域でサボテンは育たないでしょうし、砂漠のような土地にワサビが根付くことはありません。

そこまで極端ではないとしても、土地にあった農作物を植えないと、大きな実りは期待できない。これは間違いないことです。つまり「環境に合わせた種をまくことが大切」なわけです。

人間の場合はそれとは逆、かもしれないと思うのです。人それぞれが持っている「種」に合った環境を自ら選び取ることができる。自分が何を目指し、どこへ向かおうかと考えた時、「どんな環境に身を置くか」が大切なのです。

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その土地に合った作物が育つ、という当たり前なこと

東京から香川県に移住して、おかげさまで家に畑がある生活をしてみて思うのですが、結局のところ、農作物を作るコツとは「その土地に合った作物を植えること」なのではないか、と思うのです。

例えば、シソやバジルは日当たりが良くなく、比較的ジメッとした場所を好みます。しかし、シソが元気に育っている場所にトマトやキュウリを植えても、恐らくうまく育たないでしょう。

なぜか。トマトやキュウリには陽の光が必要だからです。

あ、シソやバジルを「農作物」と呼んでいいかどうか問題についてはスルーします。

本来はもっと色々な要因や条件があって、例えば土壌の栄養素だとか、地質だとか、はたまた南向きか北向きかなどなど、色々ある(らしい)のですが、私はそこまではよくわかりません。

同じように、同じ時期に同じ種を蒔いたのに、こちらはスクスク育って、あちらは全然発芽しない、なんてこともあります。だから、畑仕事は難しい(たぶん)。

まあ、こんなエラソーなこと言ってますが、ぼくはほとんど収穫物を美味しくいただく係だったりするので、詳しいことはよくわからないのですが。

ちなみに我が家の畑では「ウリ系」の出来が大変良かったです。これは「バターナッツカボチャ」

環境に応じて、自分の中の「種」が発芽する

この話は人間にも当てはまる、とぼくは思っています。人は、環境によってどんな芽が出るか、どんな花を咲かせるかが変わる。ぼくは割と真剣に、このことを信じています。

人間は、環境に左右される生き物です。

自分がどんな環境に身を置くかによって、自分の中のどの才能や、どの能力が伸びるか、あるいはしぼんでいくか。あるいは、自分がどんな性格になっていくか、どんな考え方を選択するようになるのか。

自分の考えは「自分」が選択しているようでいて、実は「環境」の影響も大きく受けているのではないか。そんな風に思うのです。

中学時代は大人しくていい子だったのに、残念ながら勉強ができないばかりにヤンキー高校に進学してしまい、あれだけ大人しかったヤスオ(仮名)が立派なヤンキーになってしまった、なんてことはよくある話です(ないか)。

っていうか誰なんだ、ヤスオ。

あるいは、自分の周りの人が常に何かに挑戦する人たちばかりだったとしたら、「自分も何かに挑戦しよう、挑戦したい」と思うのではないでしょうか。逆に、自分の周りの人たちが愚痴や不平不満ばかり言う人だったら、どうなるでしょうか。

「人間の性格は変わらない」という方もいますし、「40歳を過ぎたら、変化することはない」という人もいます。が。本当にそうでしょうか。

幸いなことに、ぼくたち人間は自分で自分がいる「環境」を選ぶことができます。何だか新興宗教か、自己啓発セミナーじみた話に聞こえるかもしれませんが、こればっかりは事実です。

では、自分がどんな自分でいることを選択するか。そして、自分をどんな環境に置くのか。これを選ぶことで、大げさに言えばぼくたちの人生は大きく変化していくのではないか。

そんなことを思ったりするわけです。

ぼくが自己啓発セミナーの講師だったとするならば、ここで「あなたが環境を変えるチャンスを、この後2日間だけ提供します。学びのコミュニティに参加して、自分を高めて人生をもっとエキサイティングに生きてみませんか?」的なクロージングをかけるのでしょうが、ぼくはあいにくただのフリーライターなので、あなたをエキサイティングな生き方に誘うことはできません。

が、あなたのビジネスを加速させるお手伝いならば、おそらくできます。

プロフィールは、あなたのビジネスを皆さんに知ってもらうための「入り口」です。入り口を整備するだけで申し込みが増えるかもしれませんよ。

てなわけで、手前味噌ながらリンク置いておきます。よかったら。

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